みなさん、こんにちは。先週土曜日から昨日まで、東京を離れて地方出張しておりま した。
土曜日は、岡山県で青年集会2つに参加しました。集会前には、地元の議員の案内で チボリ公園と大原美術館を見学し、倉敷の美しい街並みと文化芸術の深さに感銘を受 けました。青年集会には、地元担当の斎藤衆議院議員と共に出席しましたが、大変に 盛り上がっていただき、嬉しかったです。
日曜日は、岡山から新幹線・博多経由で九州・佐賀に行き、佐賀の青年集会に参加し ました。佐賀には、以前から親友の実家があり、また学者のころ佐賀大学での学会に 参加したこともあり、久しぶりに訪れて、懐かしかったです。私は、歴史小説が好き なのですが、佐賀といえば司馬遼太郎が書いた『歳月』という小説をいつも思い出し ます。主人公は、明治政府最初の司法卿(今でいえば法務大臣)の江藤新平なのです が、とにかくこの小説を(英国留学中に)読み、大隈重信(早稲田大学創立者)や副 島種臣(初代外務卿)などと合わせて、佐賀人の優秀さにほとほと感激したもので す。佐賀でも多くの若者が公明党を応援してくれていることを実感することができま した。
ところで、公明党青年局が出した若者向け政策集「komeiユース・ポリシー」について ですが、発表してから色々と進展がありました。すでに国会で成立した補正予算やこ れから参議院でも審議する平成15年度本予算の中にも公明党が主張して実現する若者 雇用政策が多くあります。そこで、来る3月5日の公明新聞に、最近の成果の進展を特 集して載せることにしましたので、どうかご期待ください。
日曜日の佐賀の集会終了後、福岡に戻り、飛行機で沖縄に入りました。入った当日、 豊見城(とみぐすく)市の「やりなおし」市議会選挙の投票があり、公明党は1増の3 議席を獲得することができました。投票率は前回より下がったにもかかわらず、得票 増も達成し、大勝利でした。
沖縄には2日間ほど滞在しましたが、今回は1つの目的がありました。それは、今沖縄 である代議士が普天間基地移設に代わる案として「新嘉手納統合案」なるものを提示 し話題になっているのですが、その代案の内容にかなり問題があるということを関係 者に指摘しておくことでした。とにかく代案の前提になっている主張や数字に何の根 拠もないし、政治をよく知っている人なら簡単に見抜けるような稚拙なスローガンが 目立ちます。今日は、時間がないので、後日あらためて詳細に問題点を明らかにしよ うと思いますが、あのような無責任な言説を放置することは、沖縄に関わる議員とし て許せませんので、今後も「新嘉手納統合案」がいかに荒唐無稽であるか機会ある毎 に訴えていこうと思います。
医療費についてサラリーマンの窓口負担が2割から3割に増えることについて、今野党 が騒ぎ、自民党も一部揺れていますが、これについては公明党の立場は揺るぎませ ん。新聞の社説もほとんどが3割負担に賛成している事実に象徴されているとおり、 この制度改革は決して民衆をいじめるために行なった政策ではありません。目的は世 界でも稀な国民皆保険制度を維持するためであり、もしパフォーマンスに走る野党や 自分の懐が冷えるのを気にする医師会の言うとおりにしたら(全てのお医者さんでは ありませんが)、日本の医療保険は破綻してしまいます。その破綻を防ぐために早晩 大幅な保険料率の引き上げをしなければならなくなりますし、それもできないとなれ ば、全人口の16%が無保険者(健康保険証をもてない)である米国のように高額所得 者だけが保険をもてる国になってしまうでしょう。
ただ、患者の負担増だけをすればすむという話ではないのも事実です。2月21日付け 朝日新聞の「私の視点」欄で千葉大学の教授が指摘しているように、現在の医療体制 の抜本改革が急務です。私達患者は病院に行って診察を受けますが、その診察が総額 で一体いくらかかっているのか、大抵わかりません。検査についてもそうです。ま た、薬も最近はやや改善されましたが、かなり多く渡され、飲みきらずに家の押入れ やたんすにしまったままになっているものも多いのが実情ではないでしょうか。あの 飲まずに眠っている何万錠いやそれ以上の薬にも私達の保険料や税金(毎年8兆円規 模の税金が医療費負担にまわされています)が使われているのです。この医療体制に 関わる不透明さを改革することがとにかく大切で、電子カルテの導入(これには個人 情報保護の問題も関係あります)やレセプトのあり方の見直しなど具体的施策を推進 していきます。薬価の見直しも公明党は進めています。
最後にイラク問題です。私は3年前、イラク北部にNGOの仕事で行った事があります。 その際、イランとの国境近くの町ハラブジャというところを訪れました。この町は有 名です。1987年、イラン・イラク戦争の末期に、サダム・フセインが化学兵器(マス タードガス)爆弾を投下した町だからです。爆弾投下から10年以上たっているのに、 ハラブジャはまるでゴーストタウンのように死んだ町でした。そのとき感じた強い怒 りを私は忘れません。私はフセイン政権に国際社会が結束して圧力をかけていくこと が今大切だと思います。そしてその圧力に屈して大量破壊兵器を国際社会の誰がどう みても納得できる形で廃棄することになれば、米国といえども攻撃の口実を失うので す。
公明党は、最後の最後まで戦争回避をめざします。戦争回避のためには、前述の口実 を除くしかありません。また、米国に対しては、「とにかく国際社会(=国連)を無 視しないように」言い続けています。国連ではいよいよ新決議案が提出されました。 そこでの議論を見極めながらそれぞれの立場で平和的解決へ向けて努力をしていきま す。