みなさん、新年あけましておめでとうございます!
昨年は、党員・支持者のみなさまをはじめ、多くの方々に支えられ、党にとっても、 私個人にとっても、大変に有意義な勝利の一年間でありました。特に、昨年4月の統一地方選挙、11月の衆院選挙では歴史的大勝利を飾ることができ、心より感謝申し 上げる次第です。本当にありがとうございました。
本年も、全力で戦ってまいりますので、よろしくお願いします!
(それから、メルマガもちゃんと定期的に配信するよう努力します!昨年後半は頻度 が減り、すいませんでした。反省しています。)
<神崎代表とイラク・サマワを訪問>
昨年も、私は多くの海外視察をさせていただき、議員外交分野で貴重な経験をさせて いただきましたが、なんといっても12月20日に神崎代表とともにイラク・サマワを訪 問したことは、生涯忘れがたい体験となりました。
私たちの訪問については、さまざまな報道もあり、また公明新聞等でもその成果や意 義についてはご説明申し上げてきたので、ここでは詳しく書きませんが、ともかく 「百聞は一見にしかず」で、現場を見なければわからない多くのことを理解すること ができました。
マスコミや野党の一部には、私たちのサマワ視察が2?3時間という短い時間であった ことを批判する人々がいます。確かに、短い時間の現地視察であったことは、認めま す。しかし、自ら命がけの行動をしていない人々に、そのような批判をする資格があ るのか、私はそれをまず問いたいと思います。人の命がけの行動に難癖つけるひまが あったら、自分がどんな行動を取れるのか考えて、実行してもらったほうがよほど価 値的だと思います。傍観者は所詮いつまでも傍観者に過ぎず、決して現実に(よかれ 悪しかれ)影響を与えることはない、ということを知るべきです。
それから、上に書いたように、「百聞は一見にしかず」ということわざ通り、やはり 100回新聞やテレビニュースで「聞く」よりも、1回現実を「見る」ことのほうが、実 情が理解できるということについて、批判者は改めて考えていただきたいと思いま す。このことは、海外旅行などの経験がある人は、すぐわかるでしょう。私が6年あ まり住んだ英国について、行く前と行った後では、必ず印象が違うはずです。
2?3時間という時間が視察として長いか短いか、という点ですが、私は時間的量の話 だけではなく、その視察の質も問うべきだと思います。いずれ、私たちの視察の報告 書概要もメルマガで配信しようと思っていますが、私はかなり効果的に視察をこなし たと自負しています。
そもそも、もし他の国会議員で批判をする人がいたら聞きたいのは、「じゃ、あなた たちが、日本の国内を現地視察するとき、2?3時間以上滞在して視察した場所がどれ くらいあるのか、考えてもらいたい」ということです。私も含めて政治家は忙しい (あるいは忙しいふりをするのがうまい人)ですから、国内で視察するときも、パッ パと回ることが意外と多く、2時間も3時間も1ヶ所にとどまることは少ないはずで す。それでも、一度でもある現場を見ようものなら、国会の委員会かなんかで、「私 は○○に実際に行ってきたんですが・・・(ゴホン!)」なーんて、結構自慢げに質 問するんですよ。
ともあれ、「短い時間の視察だったから意味がない」なんて、無責任に言う人がいた ら、私はかみつくことを宣言します(私の愛犬も物理的にかみついたりするかも。 冗談です)。
<サマワの治安悪化問題について>
ところで、私たちが帰国してから報道でサマワの治安悪化が言われています。数百人 規模のデモがあったり、強盗事件があったりで、死傷者も出ているようです。ただ、 見逃してはならないポイントは、強盗事件は通常の犯罪でありテロではないことと、 デモや暴動の原因もCPA(占領当局)や治安維持を担当しているオランダ軍に対する 反発や抗議ではなく、高い失業率を背景にサマワ市当局に対して民衆の不満が高まっ ているということです。
最後のポイントは、明らかに反米・反連合軍感情を背景にしたテロ・襲撃事件が頻発 しているバグダッドおよびその北部地域とは、明らかに質が違うことを示している点 で重要です。その意味で、私は私たちが昨年暮れに視察した後に結論として出した 「比較的安定している」という状況からそれほど変わっていないと思っています。
<サマワが比較的安定している3つの理由>
神崎代表と私の視察では、本当に様々な発見がありました。その全てを今日ここに掲 載はしませんが、まとめれば、サマワが比較的安定しているという判断をした理由は 3つあります。
1.シーア派イスラム教徒の多いサマワ地域では(サダム統治時代に迫害を受けた ため)、オランダ軍をはじめ占領当局(CPA)に対する反感が低い。オランダ軍とサマワ 市民の関係は良好である。
2.サマワ市街地の様子は平穏であり、一般家庭への武器(特に自動小銃)の流通が あるにもかかわらず、イラク戦後今日まで市民の武装蜂起やオランダ軍に対するテロ 攻撃は1度も発生していない。
3.多様な支援ニーズが存在し、市民の日本の自衛隊が行う人道復興支援に対する期 待が高い。
最後の支援ニーズの点に関連して、私たちがサマワに駐留するオランダ軍の話をきい て驚いたことがあります。それは、オランダ軍大隊のサマワでの主要任務は「治安維 持」であるわけですが、来てみると地元市民から様々な要請を受けてしまい、結局 200以上の民生支援プロジェクトをこの半年間続けてきたという事実です。だから、 オランダ軍司令官のオペルガー中佐は、「人道復興支援を主要任務としてくる日本の 自衛隊が来てくれたら、本当に助かります」と発言していました。世間では「自衛隊 が行ってやることあるの?」という質問をする人もいますが、現地に行った私からす ると「ある」どころか「ありすぎてこなせないこと」の方が心配なほどと言えます。
<自衛隊先遣隊の派遣>
自衛隊先遣隊の派遣の是非をめぐって、今日の午前中公明党は緊急会議を開きまし た。そこでは色々な意見が出されましたが、発言者の全員が派遣に前向きな基本姿勢 を示しました。まずは、先遣隊に行ってもらい、さらに現地の実情について徹底調査 をしてもらうことが何よりも重要だからです。
その先遣隊の派遣は、公明党の了承が出れば来週実施され、さらにその1週間後に先 遣隊の現地評価が伝えられる予定です。その時点、つまり1月下旬の時点で陸上自衛 隊本体の派遣について改めて党内議論を深め、最終判断をすることになると思いま す。
この最終判断の際には、私たちの12月の視察や先遣隊の報告内容だけでなく、国際社 会の動向や現地の治安情勢の変化、日本の国益や国際的なテロ対策など、多くの観点 から総合的な対応を取ると思います。私たちの判断が人の命の問題に直結するだけ に、真剣に情報収集しつつ、判断を誤ることがないようにしたいと思っております。