みなさん、こんにちは。本日、12月24日、私は午前10時50分成田発の全日空便でタイ・バンコクに向かっています。年末ですが、外務大臣政務官としての公務出張でタイ・カンボジア両国を訪問し、29日早朝に帰国する予定です。
<スマトラ沖大地震・インド洋大津波から1年>
今回のタイ訪問の最大の目的は、12月26日にプーケットでタイ政府が開催する「津波被害者メモリアルサービス」に、日本政府代表として参加することです。その前日の25日には、プーケット日本人会が建立した慰霊碑除幕式にも、参加し、式辞を述べる予定です。
あの世界に衝撃を与えた大地震・大津波から、ちょうど1年がたちました。タイにおける津波被害は、死亡者は約5400人でいまだに行方不明の人も3千人近くいるとのこと。日本人で、同国で被災し、残念ながら亡くなられた方の数は28人で、行方不明が1人。今回その遺族の方々数名も式典に参加するようです。自然災害とはいえ、まことに痛ましい犠牲であり、現地にて心からご冥福をお祈りしてこようと思います。そして、この災害から教訓を学び取り、日本内外の今後の災害対策に役立てねばならぬと強く感じています。
また、出張前のブリーフィング等では、昨年の地震・津波以降、タイのプーケット周辺地域に日本人観光客の足の戻りが非常に鈍く、観光が唯一の基幹産業の現地は大打撃を受けているとのことです。確かに、日本人の中に「まだ怖い」という意識があるのかもしれませんし、あるいは「人が亡くなられたところに、観光で行くのはどうか」という考え方もあるのかもしれません。しかし、現地の日本人会会長をはじめ、多くのタイ政府関係者も、すでに同地域は復興しており、是非従来と同じようなアジア有数の人気観光スポットに戻っていることを強調しています。この地域は、「アンダマンの真珠」と称されるほど美しい海に恵まれています。(私はまだ見ていませんが・・・)是非アジア観光を考えている方は、プーケット行きを検討してみてください。
<カンボジアでは要人との会談等>
津波関係の一連の行事をタイで終えてから、27日にはカンボジアの首都プノンペンに移動します。カンボジアは私にとって初めての訪問になります。ここでは、カンボジア政府・国会関係の要人との会談が予定。ラナリット国民議会議長、ソック・アン副首相、ナムホン外務大臣等と両国関係の実績と今後の強化策等について、意見交換する予定です。
また、日本が始めて国連PKOに参加したのがこのカンボジアであり、その任務中に殉職された2人の日本人(故・高田警視と故・中田UNVスタッフ)の方の慰霊碑に献花もします。さらに、私が個人的に関心を持っている、日本政府も強く支援してきたクメール・ルージュ裁判関係サイトの視察や、地雷除去の関係で公明党とも交流のあるカンボジア地雷センター(CMAC)の訪問も予定しております。時間に余裕があれば、インドネシアの時のように、プノンペンの庶民の生活現場も短時間でも歩いてきてみたいと思います。
タイもカンボジアも、暑いようです。(気温30度前後)雨期でないことだけが、救いですが、体調崩さずにがんばってまいります。