デイリーメッセージ

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再び中東(カタール)へ

みなさん、こんにちは。桜の季節は終わりましたが、東京は日々暖かくなってきています。

<今週末からカタール訪問>
さて、再び公務で海外出張です。今週末にカタールの首都ドーハで開かれるエネルギー関係の国際会議(インターナショナル・エネルギー・フォーラムという国際機関が主催)に出席するため、金曜日の夜に日本を発つ予定です。日本政府からは二階経済産業大臣が代表格で参加する予定ですが、私は外務省の政治レベル代表で参加し、エネルギー安全保障について簡単なスピーチをさせていただく予定です。「官民協力のあり方」「環境とエネルギーの両立」「途上国支援」の3点に絞って、いろいろと主張したいと思います。

私にとってカタールは初訪問になります。同国は1971年9月3日建国。小さな国(面積は日本の秋田県相当で、人口は74万人)ですが、世界第3位の天然ガス埋蔵国であり、エネルギー消費大国の日本にとってはやはり重要な国のひとつです。内政は安定しており、湾岸地域における米空軍の拠点が置かれているため、小国ながらテレビ報道などに登場する回数は多い方です。また、テレビといえばCNNの中東版と呼んでもさしつかえない「アル・ジャジーラ」(アラビア語の衛星TV放送局)の本部もカタールにあり、新たなメディア・トレンドの発信地といえます。今回も会議の合間に、可能な限りカタール社会に対する理解を深めるような視察や意見交換ができれば、と考えております。

<小沢一郎代表の靖国問題発言について>
最近、民主党の小沢代表がメディアで盛んに靖国問題について発言しています。支持する人もいるようですが、私は違和感を感じています。典型的な発言が『週刊朝日』4月28日号のインタビュー記事にありましたので、引用します。

「もともと靖国神社は、戦死した人たちを祭るところです。あそこは宗教法人だから、A級戦犯分祀は形の上ではできないんだけれど、僕らが政権とったらやります。僕がやる。そんなの簡単です。中国なんかに文句は言わせないよ。僕は、天皇陛下が参拝できる靖国にしようと言っているんです。(中略)僕がちゃんとやりますよ。多数さえ与えてくれればね。」

この発言の最大の問題点は、国家権力を背景とする(政権を取った場合の)政治家=小沢氏が一宗教法人の信仰対象の扱いについて(話のトーンとしては強制的に)介入し、一定の方向に持っていこうとしている点です。これは日本国憲法20条の政教分離原則規定に違反する疑いがあり、すでに一部の有識者は実現可能性について否定的な見解を示しています。もちろん、小沢氏の理屈に靖国神社が納得をして自発的にA級戦犯分祀を実行するなら、あまり問題はないのですが、小沢氏は「多数を与えてくれれば、僕がやる」と言明していますから、これは強権発動を示唆しているように思えます。もしこれが真意であれば、非常に大きな問題をはらんでいます。

私は、以前も書いたように、やはり宗教的に中立な国立追悼施設を建設し、日本の総理大臣や訪日した諸外国の元首などが、公式訪問できるような体制にすることがまず先決だと思います。その上で、首相の信仰の自由と靖国参拝との関係の整理等を行い、日本国民と周辺諸国の国民が納得できるような説明を政府が内外に対してしていくことが必要だと思います。

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