みなさん、こんにちは。遠山清彦です。今、東京から北海道に向かう飛行機の中で、書いています。
昨日投票日だった沖縄県知事選挙、与党が推した仲井真候補、初当選しました!しかも3万票以上の差をつけての、大勝利(最終得票=仲井真弘多<与党推薦>347,303、糸数慶子<野党推薦>309,985)。公明党の党員・支持者をはじめ、この3ヶ月間ご支援いただいた皆さん、本当に本当にありがとうございました。沖縄でのどをからして叫び続けた私自身も、嬉しくて感無量です。
<「選挙に強くない」野党ならぬ野合>
今回の知事選の結果を受けて、多くの新聞も書いている通り、「選挙に強い」という民主党小沢代表の神話は崩壊寸前です。小沢代表は、沖縄知事選を「今年最大の政治決戦」と位置づけて戦い、自身も2回沖縄を訪問し離島で遊説するなど一定の「話題」はふりまきました。(でも、そもそも沖縄では、民主党というのはほとんど実態のない政党であり、県民の生活現場での親近感はゼロに近いのです。沖縄民主党の代表がたまたま有名な歌手だから、目立っているだけです。)
国会でも本当は理念も政策も全く違う社民党や共産党と「仲の良いフリ」を見せるために、100時間以上審議した教育基本法案の審議採決を拒否するなどの対決路線をとりましたが、そういうパフォーマンスにだまされる国民は、もはやあまりいないということを、そろそろ野党のみなさんは自覚してもらいたいと思います。
以前も書いたかもしれませんが、今回の知事選挙は与党側が勝つべくして勝ったのです。糸数候補を応援した政党・グループは、共産党、社民党、社大党、国民新党、新党日本、自由連合、民主党、地域政党「そうぞう」(保守系)、などですが、とにかくこれらの団体は、政治に対する哲学・姿勢・政策が全然違うのです。
共産党の機関紙赤旗は、近年政府与党だけでなく、野党第1党の民主党をこっぴどく批判する記事をよく掲載しています。社民や社大も、特に安保・防衛政策分野などでは、民主党や「そうぞう」とは水と油に近いくらい政策がかけはなれています。自民党くずれの衆院議員が代表をしている「そうぞう」は「カジノを沖縄に誘致する」構想を堂々と発表し、その実現を糸数候補に迫っていたわけですが、一緒に戦っている共産・社民の党員などは、カジノ構想大反対です。よくもまあ、ここまでの違いをごまかして共闘し、同じ候補を応援できたものです。(今朝の報道を見ると、野党陣営内では「けんかが絶えなかった」そうですね。負けて当然だと思っているのは、私だけではないでしょう。)
野合した野党は、選挙に強くない、ということです。
<仲井真新知事の使命は大きい>
一方の仲井真候補と自民党・公明党側は、しっかりと政策について協議をし、協定に合意をしたうえで、県民に政策集を公表しています。一部のマスコミは、「仲井真さんが基地問題を争点として避けた」「基地反対の糸数候補と議論がかみあわなかった」と書いていますが、不正確です。私ははっきり記憶していますが、10月中旬の公開討論会で、糸数候補が「私は社大党副委員長としては、自衛隊・日米安保に反対だが、県知事になったら容認する」と発言しました。自ら安保・基地問題を争点として消そうとしてきたのは、野党側候補なのです。
ただ、勝って知事になった仲井真氏の今後の使命は重大であることは、間違いありません。米軍再編・基地問題(特に普天間飛行場の移設)、雇用対策、経済振興、自立経済の確立、観光振興、福祉・教育問題、等々沖縄が直面する課題は多く、次の知事職は誰がやっても舵取りの難しい仕事だと、私は思います。私たち公明党は仲井真県政を支えつつ、また独自の政策提言もしつつ、本当に沖縄の発展のために、尽くしていく決意です。
飛行機が千歳にむけて下降し始めました。気持ちを切り替えて、若い学生のみなさんに外交の話をしてきます。