みなさん、こんにちは。寝てた(=国会用語で、審議に出てこない状態を意味する)野党さん達が起きてきて、今日から国会は正常化し、参院では教育基本法案についての特別委員会審議が始まりました。
<石破元防衛庁長官の議論>
さて、最新の『週刊朝日』12月1日号には、私も何度も安保議論をしたことがある自民党の石破元防衛庁長官のインタビュー記事が掲載されていて、一読して大変興味深かったので紹介します。
石破氏は、核兵器保有の議論を堂々として、日本にとってのメリット・デメリットを並べれば、「あまりにもデメリットが多すぎて、核兵器を持つことが全然国益にならないということがはっきりとわかる」と主張しています。
そのデメリットとは何か?石破氏によれば、日本が核保有すると「国民の生活が大打撃を受ける」ことになります。なぜなら日本が核兵器を保有すると、日本はNPT(核不拡散条約)から脱退することになり、その結果として日本が米国・カナダ・豪州などと結んでいる原子力協力協定は破棄され、そのために現在日本の総電力の4割を提供している原子力発電所が全て止まってしまうからです。
次に、石破氏は日本が核兵器を保有することで日米同盟が崩壊する可能性を指摘。さらに、3点目のデメリットとして、唯一の被爆国たる日本が核兵器を持ったことにより、韓国などアジア諸国の中にも追随するところが現れ、新たな核軍拡競争を世界で誘発してしまう点をあげています。この結果、世界中で核兵器国家が増加することになり、それを主導したのが日本ということになる、と指摘しています。
私を含む公明党議員は、内閣の閣僚や自民党三役クラスが核兵器保有議論をすることに懸念を表明してきました。それは、現在核兵器を持たないという「国是」を日本が変えようとしている、という誤ったメッセージを国際社会に送らないためにも、慎重をきしてほしいという意見が背景にあります。石破さんは「議論をすべき」と言っていますが、その結論としては「日本は絶対に核兵器を持つべきではない」ということを明確に言っており、かつその理由も説得力のある内容で、私はアプローチは若干異なるものの、共感を強く持ちました。
<女性専用車両がまた拡大:都営新宿線>
ところで、今朝東京都庁交通局から入ってきた情報によると、公明党が昨年来推進している女性専用車両がまた拡大されました。都営地下鉄新宿線の本八幡→新宿行車両で平日の午前7時15分から9時までの間に、新宿方面側先頭車両が女性専用となるとのこと(すでにこの路線の東行き=逆方向は、導入済み)。開始日は、12月11日からです。昨年の春に公明党が女性専用車両の導入を強く主張したときは、都営地下鉄線はあまり乗り気でなかったのを思い出します。しかし、女性の乗客の要望が強く、こうやって導入路線が拡大してきていることは、嬉しいことです。これからも、「生活現場主義」の公明党らしい戦いを展開していこうと思います。