みなさん、こんにちは。遠山清彦です。昨夜は、東京都町田市で2ヶ所会合に出ました。今夜は、都内の狛江市と調布市の2ヶ所でお話をさせていただきます。その前に、国会質疑等の準備をしようと、国会事務所に来ています。今日は勤労感謝の日で休日ですので、国会周辺は静寂そのものです。
<偏重した景気回復>
新聞報道等で明らかな通り、現在日本の景気は回復を続けており、その期間もこれまで戦後最長であった「いざなぎ景気」を超えると言われております。生活現場では、景気回復の実感は、ほとんど感じることができないように思います。なぜでしょうか。
先日ある新聞の経済コラムで説明がなされていましたが、今の景気回復の恩恵がいわば「企業止まり」で、それぞれの家計に及んでいない点が背景にあります。それと、京都大学大学院の橘木教授のレクチャーを先日受けましたが、同教授が現在の景気回復が「都会の大企業」だけをうるおしていて、地方企業・中小零細企業にまで及んでいない問題が指摘されていました。
したがって、今の安倍政権が問われているのは、日本経済全体としての景気回復を維持しつつも、その恩恵が地方、中小零細企業に及ぶような方策がとれるかどうか、また各家庭の家計もプラスにし、個人消費を伸ばすことができるかどうか、というところにあるようです。私も、東京だけでなく、山梨、静岡、沖縄などの地方を回り、同じ問題意識を持っています。
さらにもう一点付け加えれば、日本の企業全体で景気の回復を受けて正規雇用される人の数は増えているのですが、総人件費は減少しているため、一人当たりの給与は増えるより減っているケースが多いという問題をどうするか、ということがあります。この問題は、労働関係法律の改正問題とも密接に関係しますが、「正社員になっても給与が低い、サービス残業が多い」という現場の声にどう対応するかが問われます。
私も、このような諸問題を念頭に、党内で発言し、また関連の国会質疑で政府の施策強化を求めて行きたいと考えています。
<税収50兆円台回復か>
今朝の新聞を見ると、06年度の一般会計税収が6年ぶりに50兆円台を回復する見込みとのこと。数年前は、「約40兆の税収に約84兆の支出」という丸赤字の政府財政だったのが、「約50兆の税収に約78兆円の支出」と収支差が縮んできました。これは、いいことです。が、これまでの収支差を埋めるために積み上げてきた借金(国と地方)は、約900兆円とも言われ、まだまだ諸手をあげて喜んでいられる財政状況ではありません。景気回復に心をゆるめることなく、厳しい態度で歳出改革を断行し、税金の無駄遣いは徹底して排除していかなければなりません。
私は12月4日に開催される可能性のある参院決算委員会総括質疑で質問に立ちます。(これはNHKで生中継される予定です。)生活者の目線に立って、さらなる改革のために、いい質問をしていきたいと決意し、今準備を開始しています。がんばります。