みなさん、こんにちは。遠山清彦です。
<決算改革は参院が主導>
午前中は、参院本会議が開かれ平成17年度決算報告について、与野党各党の代表質問がありました。公明党からは愛知選出の山本保議員が立ちました。非常に包括的で素晴らしい質問だったと思います。委員会の冒頭質問は私がやる予定ですので、いよいよ準備に気合が入ります。
国会で決算が重視されたのはここ3年くらいのことで、それまでは予算ばかりが目立っていました。(だから国会では伝統的に予算委員会が、「花形」委員会とされています。)しかし、よく考えてみれば、世間というか民間企業の世界などでは、予算よりも決算が重視され会社の評価もそこで決まっています。なぜ政府の決算が軽視されているのか?おかしいではないか、という声が強まりました。また、「衆院のカーボンコピー」とさえ揶揄される参院の独自機能強化の改革議論の中で、「衆院が予算重視なら、決算は参院がやる」という機運が強くなったことも背景にあります。
公明党も、参院を舞台とした決算審査の強化を推進しました。とにかく決算報告書を早く出させ、その中身を精査しなければ、翌年度の予算編成に反映できませんし、税金の無駄遣いをなくすこともままなりません。今月国会に提出された平成17年度決算報告書にも看過できない税金の無駄遣いが列挙されています。私は政府与党の一員ですが、決算委員会で質疑に立つときは、常に批判的にやろうと心がけてきており、それが立法府の一員として国民の皆様の負託に応える道だと信じています。
<あいさつの重要性>
ところで、最近ある雑誌の政治評論家のコラムで、いじめ問題に関連して「あいさつをすること」の重要性が指摘されていたのを読み、強く共感しました。この評論家は、以前九州の宮崎県に行ったときの体験を紹介しながら、道歩く子どもたちが皆、「おはよう」とか「こんにちは」とか、あいさつしてくるのに感激した、と指摘していました。
私も同じような体験が国内外であります。高校・大学と上京し、寮・下宿生活を送っていたころ、青森や新潟などの実家のある田舎に戻ると、「東京と違うなあ」と一番実感したのが、道端で見知らぬ人とあいさつを交わす頻度が多いことでした。また、社会に出て一番あいさつの素晴らしさを再認識させられたのは、極貧国の東ティモールに2000年に初訪問したときです。私はNGOスタッフの一員で現地に赴いたのですが、とにかく毎日毎日すれちがう東ティモールの子どもたちが何百・何千とみな私に「ハロー、ミスター」と元気良くあいさつしてくれたのです。あの時の新鮮な感動は、今もって忘れることができません。(それ以外にも、東ティモールで教わったことはたくさんありました。日本人は絶対に貧しい途上国を下に見るようなことがあってはならない、と痛感しました。)
ある政治家も、「良いあいさつは、百万言のスピーチにまさる」と最近私に言っていましたが、本当にその通りだと思います。いじめ問題は、家庭や学校現場の様々な要因が背景にあると指摘されていますが、まずは、家族でも友人でも職場の同僚でも元気よくあいさつすることから始めることが重要ではないでしょうか。