遠山清彦です。今月15日から5日間、沖縄県の離島6つ(久米島、宮古島、伊良部島、多良間島、石垣島、西表島)を連続で回り、講演・視察・企業訪問等を精力的にこなして帰ってきました。連日、日中の気温は20度を超え、初夏のような南国の陽気の中、久しぶりに離島に住む友人のみなさんと語りあってきました。
今回、西表島が初訪問でしたが、島の大原港近くの公民館で集まってくれていた人々の中には、旧知の方もおりました。私が初対面でないせいもあるのかもしれませんが、とにかく、島の人(沖縄では通称「しまんちゅ」と呼びます)は、心が温かい人ばかりで、どこの島へ行っても本当に家族を迎えるように、満面笑顔で話しかけてくれ、私は感激ばかりしていました。
普通、「島国」というと、内向的で閉鎖的なイメージがありますが、こと沖縄に関してはまったく逆と言ってもいいほど違う、というのが私の実感です。沖縄が開放的な島であり、古来より貿易や航海を通じて外国の人々と積極的(かつ平和的に)交流してきたことは、沖縄の方言の中に外国語起源のものらしい言葉がたくさんあることにも象徴されています。
例えば、沖縄の料理で「チャンプルー」(肉や野菜などをまぜて炒めた料理)というのがありますが、この「チャンプルー」という言葉はもともとインドネシアやマレー半島で「混ぜる、まぜもの」という意味で使われていたもので、発音もそっくりです。私は数年前にインドネシアにODA視察に行った時に、レストランでこの言葉を聞いて驚き、後にこの由来を理解しました。(今回の離島での講演でもこのお話を一部の会場でしましたが、結構地元の人も知らないようでした。)
日本の全国各地に方言はありますが、方言の由来に外国語が多いというのは、珍しいと思います。このことは、沖縄が昔から国際的で開放的な島だった証拠であり、沖縄の人は誇りにしていいことだと思います。この、もともと国際的な島を現代でも「国際交流の拠点」、「平和の島」とするため、沖縄への国連機関や国際会議の誘致にさらに全力で取り組んでいこうと決意しています