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議員座談会 21世紀の政治を拓く公明党<2>

漂流する野党
民主、絶えない不祥事 昨年9月から逮捕者11人も
共産党大惨敗 ウソ、デマ連発に国民そっぽ

山本 民主党は4日に国会対策委員長に熊谷弘氏の起用を決めたそうですね。何でも、“戦う民主党をつくるために、自民党の手の内を知り尽くした”(笑い)人を選んだとか。

木庭 党内では更迭される国対委員長を抱える旧社会党系の議員が「われわれに相談なく決めた」と反発しているようです。相変わらず、派閥争いが絶えないね。

遠山 絶えないと言えば、民主党は、先日も、東京都議が買収容疑で逮捕されました。相変わらず毎月一人の割合で議員や秘書の逮捕者を出していますね。

冬柴 確かに、民主党は昨年9月から11人の党関係者が逮捕されています。こういう不祥事は、政治倫理にかかわる問題ですから、その反省が政党としての基本となるわけですが、党幹部から国民に対しておわびの言葉一つない。党として、どう出直しを図るかということも聞かれません。

白浜 要するに民主党は、選挙のための寄り合い所帯のような政党だから、ケジメや節度がないのではないでしょうか。政党としての節度のなさが、議員、秘書の不祥事件につながっていると思います。こういう不祥事が続けば、本来なら政党としてはおしまいです。

木庭 同感です。民主党には政権構想がないので、これを目指すという緊張感がなく、各議員は自分の問題しか関心がなくなっているように見えます。逮捕者を出したらそれなりにケジメをつけてもらいたいものです。

国民の審判認めぬ共産の独善

山本 共産党は、今回も退潮傾向に歯止めがかかりませんでしたね。共産党のことを心配する必要は全くないのですが……(笑い)。あきれたのは、共産党が都議選、参院選敗北の責任を公明党のせいにしていることです。

冬柴 都議選後の7月1日に開かれた共産党の会合で不破哲三議長は、「都議選では、得票の『人為的な積み増し作戦』とでも呼ぶべき工作のあとが各選挙区の得票の動きに歴然と現れた」という狡猾な言い回しで、公明党があたかも“住民移動”したかのような発言をしました。私は不破議長に再三にわたって厳重抗議しましたが、まともな回答を示さず、いまだに素知らぬ顔を決め込んでいます。

遠山 5日付の「しんぶん赤旗」では、性懲りもなく「不破議長が“得票の人為的な積み増し作戦”といっているものを、積み増しといえば『住民票移動』以外に考えられないと勝手に言い換えて、非難・攻撃の材料にする」と、公明党に難クセをつけています。

白浜 とんでもないスリ替えです。何も私たちが「勝手に言い換えて」いるわけでなく、不破議長が“得票の人為的な積み増し作戦”なるものを「住民票移動」と読めるように発言しているわけです。不破発言を読めば明確です。

冬柴 そうだからこそ、参院選で、不破発言を受けて、千葉や埼玉など全国各地の共産党議員らが地元で“公明党や創価学会が、都議選で大量の住所移動やった”などとデマビラをまいたのではないか。公明党は各地で「虚偽事項公表罪」「名誉棄損罪」で告訴状を提出し、県警で受理された件数も多数に上っています。

木庭 それにしても、公明党の大幅な得票増が“住民移動”によるものだというなら、全国が選挙区となった参院選比例区で、公明党が過去最高の818万票を獲得したことを、共産党はどう説明するのか聞きたい。これも「“住民移動”の工作の結果」となるんですかね(笑い)。

冬柴 公明党の大勝利は、党員・支持者の皆さまに一生懸命に支持していただいた歴史の積み重ねであり、何の根拠もなく、公党を侮辱することは政党のリーダーとして許されるものではありません。

山口 共産党は、参院選大敗北という国民の厳しい審判さえ真摯に受け止める気はないようです。共産党の「値打ちが明らかになるときが必ずくる」(志位和夫委員長 8・10)などと相変わらず独り善がりの強弁ばかりで、敗北の因は“他人のせい”です(笑い)。

遠山 そうしたデマやデッチ上げを平気でばらまく共産党の、非常に“貧困な精神”が、国民から嫌われ、見放されたわけでしょう。

山本 それに、都議選前に石原都知事から、共産党は「実績横取りのハイエナ」とネーミングされように、自分たちの実績でないものを実績だと言いふらす悪質な手法を今回の選挙でも繰り返しました。

木庭 共産党は、政権へ野党連合で参加するなどとソフト路線で迫ってみても、一つ一つメッキをはがしていくと、言っていることにウソがあることがはっきりしてきます。今回の選挙でもいったんは野党で共闘するようなことを言いながら、選挙の直前になるとコロっと変わり、同じ野党の“仲間”さえ批判していました。他党と一緒にいろんなことを仕上げていくことができない体質を今回も露呈しましたね。

山口 共産党の極めて特殊で異常な手法、体質は、もはや国民には受け入れられないでしょう。

白浜 “大衆は共産党によって指導されるべき存在”と位置付けているわけで、その手法そのものが大衆蔑視だから、だんだん国民は見抜いてきています。こうした運動論の行き詰まりが分かっていないこと自体が退潮の原因だと思います。

冬柴 そうですね。共産党は美辞麗句を並べても、社会主義政権を樹立するという本質は全然変わっていません。日本の社会秩序と相入れないことを言う政党だということを国民は分かっています。

学会攻撃の白川新党大惨敗

遠山 いわゆる“白川新党”もマスコミに泡まつ扱いされた通りの大惨敗。供託金は没収され、選挙費用も全額負担となるようです。

白浜 「創価学会の政治支配に戦う唯一の政党」などと、宗教団体への批判・攻撃を目的に政治活動するというのは本末転倒です。しかも、公明、学会攻撃の虚偽の法定ビラを、公選法に違反して他候補の証紙を張ってまでして配るなど、選挙運動とはとても言えないひどいものでした。惨敗は当然でしょう。本当に白川氏は弁護士資格を持っているのかと疑わざるを得ませんね。 山口 選挙戦の中では、決着済みの「政教分離」問題を蒸し返していましたが、自分が“議員バッジ欲しさ”に立正佼成会という宗教団体にスリ寄り、支援を受けたことはどう説明するのか。言ってることとやっていることが支離滅裂です。

山本 自民党は21世紀クラブの復党を検討しているようですが、東京4区の森田健作氏の復党には問題があるのではないですか。

木庭 その通りです。前回の衆院選で公明党と自民党の公党間で公認調整を行った結果、東京4区は公明党の遠藤乙彦氏が選挙区候補となり、森田氏は比例区に回り、自民党比例区東京ブロックの3番目で納得しました。

 ところが鳩山邦夫さんが自民党に入党して比例名簿の1番目に入り、自分が4番目になってしまったものだから、不利と判断して選挙区で無所属として出馬した。選挙中、自民党幹部などへの誹謗中傷した人が、また自民党に戻りたいというのは、どういうことなのだろうと私も思います。

冬柴 自民党の山崎拓幹事長から私に、参院選が始まる直前、「森田氏が強く復党を申し入れているので理解してほしい」という話がありました。私は「とんでもない」と申し上げ、東京4区の公明党支持者をはじめ、全国の皆さんが煮え湯をのまされたと感じていらっしゃることを伝えました。その後、この復党の話は、自民党内で異論が出て、現在、話は留保されていると聞いています。

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