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公明党「離島振興ビジョン2018」を発表

デイリーメッセージ, 遠山清彦と変える, 離島振興

私が本部長を務める公明党離島振興対策本部がまとめた「離島振興ビジョン2018」が、6月27日に山口代表の記者会見で発表されました。今年度で期限末を迎える奄美振興と小笠原振興の特措法等に関する政策提言を柱とする内容です。翌日には、離島振興対策本部の10名の国会議員で石井国交相に申し入れを行いました。

石井国交相に「離島振興ビジョン2018」を申し入れる(6月28日・国交省)

「離島振興ビジョン2018」では、今年度末に期限切れを迎える奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)と、小笠原諸島振興開発特別措置法(小笠原法)を、それぞれ5年間延長し、必要な支援策や予算確保などの継続、拡充を訴えています。

奄振法については、奄美群島の国家的役割に鑑み、必要なインフラ整備に対して特段の配慮を求め、自衛隊の新規配備に伴う措置の検討を要望しています。台風や集中豪雨などの自然災害が多い地域性を踏まえ、防災対策の充実強化も求めました。
また、奄美大島などの世界自然遺産登録の早期実現に向け、鹿児島、沖縄両県とも連携して自然環境の保全と再生に取り組む必要性を指摘し、若年人口の維持と地域活性化に向けた奄美群島内への大学など高等教育機関の誘致検討や、「奄美群島振興交付金」の拡充なども要請しました。

小笠原法については、東京~小笠原間を結ぶ航空路開設の具体化を要望しました。小笠原諸島周辺で領海侵犯や密漁が頻発した状況に対し、海上保安体制の強化を要請しました。また、小笠原諸島が日本に復帰(1968年)した当初に整備された小・中学校や公共施設が再整備の時期を迎えていることを踏まえた支援の必要性などを強く訴えました。

公明党 離島振興ビジョン2018

2018年6月26日

公明党代表 山口那津男
同離島振興対策本部長 遠山清彦
同本部事務局長 山本博司

はじめに

「奄美群島振興開発特別措置法」および「小笠原諸島振興開発特別措置法」は、日本復帰後5年ごとに改正・延長がなされ、住民の定住と産業振興等の法的基盤として重要な役割を果たしてきた。本年度末にはその期限を迎えるが、これらの島々は国益に直結する多くの役割を担っていることから、さらなる振興が求められている。
公明党離島振興対策本部は、今日まで全国各地の離島を積極的に視察・調査し、住民の方々の声を丹念に汲み上げ、法改正案や政府の離島振興関連施策と予算に反映してきた。本年5月にも、奄美大島・徳之島を訪問し実情調査を実施した。
これまで「公明党離島振興ビジョン」を2010年から数次にわたり提言してきたが、このたび「公明党離島振興ビジョン2018」を新たにとりまとめるに至った。以下の通り、「奄美群島振興開発特別措置法」および「小笠原諸島振興開発特別措置法」の延長、および必要な支援策と予算の確保等の継続強化を強く望むものである。

I.奄美群島振興開発について

■法律の延長
・奄美群島の条件不利性が克服されたとは言い難い状況にあることから、5年間延長する。

■重要施策事項
1.国家的役割の強化
・奄美群島の国家的役割に鑑み、必要なインフラ整備については政府として特段の配慮をすること。特に、自衛隊部隊の新規配備に伴う措置についても、十分に検討すること。

2. 世界自然遺産登録へ向けた自然環境の保全及び再生
・奄美の世界自然遺産登録を実現させるための課題を再整理し、早期に登録されるべく、鹿児島県、沖縄県とも連携しつつ、政府として諸課題の克服のための支援措置を講ずること。

3. 大学等高等教育機関の誘致
・若年人口の維持と地域活性化、また人材育成と確保のため、奄美群島内に大学(またはそれに準ずる高等教育機関、分校や複数機関の共同施設を含む)のキャンパスを誘致することを検討し、地元市町村や鹿児島県と連携しながら、政府としても最大限の支援措置を検討すること。

4.防災対策の充実強化
・奄美群島は、台風や集中豪雨など自然災害が多く、防災安全対策の強化が急務であることから、群島全体の防災戦略の策定を促し、体制を強化する支援の在り方を検討すること。また台風に起因する停電が長期化することもあることから、無電柱化の推進を検討すること。
・海岸、道路、港湾、漁港等の防災機能強化にかかる事業について、国庫補助率の嵩上げ等による事業実施体制の充実強化を図ること。

5.奄美群島振興交付金の充実
・奄美群島振興交付金については、今後5年間の支援措置に必要な予算を毎年確保するとともに、その使途の在り方については不断に再検証し、地元市町村が求める支援対象項目については、柔軟に対応すること。特に、地域おこしNPOの活動支援、黒糖焼酎などの加工品や養殖の餌など農林水産物の生産に係る原材料の輸送コスト支援等を交付金の支援対象に加えることを検討すること。

6.人流・物流コストのさらなる低廉化
・奄美群島の各島を発着する航路・航空路に対する運賃の軽減策を拡充すること。また、農林水産物の輸送コスト支援を強化すること。

7.地方創生への支援
・奄美群島内市町村における地域おこし協力隊員の活動成果も上がっていることから、市町村における積極的な採用と任期終了後の定着を政府として後押しすること。
・歴史的文化遺産など奄美群島における潜在的資源等を地域起こしに活かす取り組みについて支援を講ずること。
・地方創生に資する離島ならではの特色を活かした「離島型CCRC構想」の推進や「小規模校の活性化」など各集落を蘇らせる取り組みを進めること。

8.観光の振興
・奄美群島の地域活性化や観光振興、伝統文化の継承等のため、日本版DMO(観光地域マネジメント組織)やその他の市民団体の活動強化のための支援をすること。(大和村でのNPO法人TAMASUの活動は地方創生の先駆的モデルであり、公的支援の強化を検討すること)
・奄美が持つ豊かな自然や伝統文化など地域資源を活かし、奄美らしさが体験できる滞在型・着地型の観光を推進すること。また、民泊の普及や古民家の活用などを通じ、支援を進めること。
・世界自然遺産登録を見据え、クルーズ船の誘致が奄美の海外における認知度を高める効果について調査すること。

9.観光振興に伴う受け入れ体制の整備
・奄美群島(特に大島)への近年の入込客数増加により観光振興に伴う受け入れ体制の不足問題が深刻化している実態を踏まえ、必要な支援を検討すること。特に、タクシー・バス運転手等の不足が顕著なことから、現地における二種運転免許の取得を可能とすること等、必要な支援策を講ずること。

10.情報インフラの確保
・地域の情報インフラとして光ファイバー網など高速通信網の整備に加え、維持管理への財政支援の強化を検討すること。
・観光客等の利便性向上のため奄美群島内におけるWiFi環境を整備拡充すること。また、観光客の増加による予期せぬ事故などの緊急通報が出来るよう携帯電話の不感地帯の解消を図ること。

11.独立行政法人奄美群島振興開発基金の存続
・奄美群島振興開発基金については、これまで本土との格差是正等に実績を上げてきているが、いまだ奄美群島内の多くの事業者の規模が中小零細であり、信用力・担保力が低い状態であること等に鑑み、存続させること。
・また、奄美の経済規模の拡大に伴い必要と指摘されている融資枠の拡大や出資機能の創設についても、積極的に検討すること。

12.農林水産業の振興
・耕作放棄地等、農地の集積と再活用についての適切な配慮をすること。
・奄美群島の農林水産業の6次産業化を推進するとともに新規就農者・後継者の育成支援等を強化すること。
・カンキツ類等への害虫として知られているミカンコミバエの侵入と定着防止について、万全の対策を講ずること。
・TPP11発動後にサトウキビ・馬鈴薯・マンゴーなど奄美農業の主要品目への悪影響を防ぐための支援を講ずること。

13.産業の振興
・奄美群島におけるIT人材の育成と確保策を強化し、「ICTプラザかさり」の成功例を群島全域に展開させる方策について検討すること。

14.伝統文化の継承
・奄美群島の名産品の国内外への販路拡大について、適切な助言と支援が得られるよう、政府として支援を強化すること。特に、奄美固有の伝統産業である大島紬や黒糖焼酎の関連事業者の支援を強化すること。(例えば、海外デザイナー等と大島紬産業の連携を促進し、新たな商品開発の支援に取り組む)

15. 医療サービスの拡充
・医療サービスの拡充のために、遠隔医療情報システムの導入を支援する措置を講ずること。
・海上保安庁・自衛隊ヘリ要請手続きの簡素化、患者輸送車・輸送艇・ヘリポート整備、飛行艇導入の検討など救急医療体制の充実を進めること。
・医師・看護師など医療従事者を確保するため、医師登録制度(ドクターバンクを含む)の充実を図ること。
・奄美群島における薬局の不足に対応するため、テレビ電話等を活用するなど薬剤師による服薬指導の対面原則の特例措置を講ずること。

16.介護サービスの確保
・本土とのサービス格差を是正するため、介護サービス基盤の整備を進めるとともに、特に不足が深刻化している介護従事者の確保に向けて特段の施策を講ずること。

17.保育サービスの拡充
・今後も奄美群島が子宝の島としてあり続けるためにも、子どもを産みたい人が安心して産み育てることができる環境づくりに向けて、多様な保育サービスの実施や放課後児童対策の充実等を図ること。

18.障がい者支援、障がい児教育体制の確立
・障害福祉サービス事業所の参入促進や障害福祉従事者の育成・確保を図ること。
・通常の学級に在籍する発達障害の児童生徒への支援を含めた特別支援教育体制の確立を図ること。

19.自然環境の保全
・改正された「海岸漂着物処理推進法」の趣旨を踏まえ、漂流・漂着物対策(収集・搬出経費支援など)の強化を図ること。

20.再生可能エネルギーの活用
・海洋エネルギーを含む再生可能エネルギー(風力、洋上風力、バイオマス、波力、潮力、海洋温度差など)の利用導入・推進を支援すること。

21. 動物愛護(ノネコ管理問題)
・奄美群島の生態系保全を目的としたノネコ管理施策に関しては、地元市町村と環境省で緊密に連携し、捕獲個体の譲渡に努めるとともに、飼い猫の適正飼養対策などノネコの発生源対策を推進すること。

Ⅱ.小笠原諸島振興開発について

■法律の延長
・小笠原諸島の条件不利性が克服されたとは言い難い状況にあることから、5年間延長する。

■重要施策事項
1.航空路開設の検討
・現在、小笠原村と東京都で検討をしている小笠原航空路の開設に関して、空港整備計画案として早期に具体化できるよう必要な措置を講ずること。

2.学校・公共施設等の再整備の促進
・小笠原諸島が日本に復帰した当初に整備された小・中学校や公共施設の再整備の時期を迎えている。小笠原村の生活基盤・産業基盤整備を進めつつ、小・中学校等の建替え等を行うための予算の拡充を検討すること。また、人口規模の拡大に対応するため、住宅等の施設の拡充を支援すること。

3.防災対策の計画的な推進
・南海トラフ等の巨大地震発生時に小笠原諸島に甚大な被害が生じる可能性に鑑み、防災施設の整備や避難救援支援体制の確立、防災教育・訓練の充実など防災対策を計画的に推進すること。

4.定期船の安定運行の確保
・2020年1月から船舶で使用される燃料油中の硫黄分濃度規制が強化されることに鑑み、小笠原諸島への唯一の交通手段である定期船の安定運航を確保するため、運航会社の負担軽減措置を講ずること。

5.世界自然遺産としての環境の維持・保全
・世界自然遺産としての環境の維持・保全を図るための適正な予算の確保を検討すること。

6.農林水産業・観光業の振興
・基幹産業である観光業、農漁業の財政支援・事業支援、技術指導など総合的な支援を講ずること。

7.海上保安体制強化の推進
・領海侵犯、密漁等が頻発した状況に鑑み、小笠原海域における海上保安体制(水産庁による取り締まりを含む)の強化を推進すること。

8.硫黄島の遺骨収集事業の継続
・2016年4月に遺骨収集推進法が施行され、遺骨収集に関する施策の実施は国の責務に位置づけられたことから、硫黄島の遺骨収集事業を継続し必要な予算の確保を行うこと。

「公明党がいれば、日本は安心」(2014年11月26日・那覇市小禄)

デイリーメッセージ, 動画ニュース, 沖縄, 活動アルバム, 離島振興

11月26日13時から、那覇市小禄で行った街頭演説です。私「超晴れ男」なのか、演説を始めると、みるみる日差しが強くなりました。

離島振興への取り組み、解散総選挙の意義とは?アベノミクスの成果と公明党が果たした役割。軽減税率、集団安全保障への誤解、等々、「公明党がいれば、日本は安心」と、力いっぱい、汗をかきながら沖縄の皆さまに訴えさせていただきました。

衆議院地方創生特別委員会質疑(平成26年10月17日)

動画ニュース, 国会質疑, 離島振興

[youtube]http://youtu.be/Zd_FQblwRLc[/youtube]

離島振興を中心に石破大臣と30分間、真剣な論戦を交わしました。隠岐の島前高校や奄美・与論島などの実例を紹介しました。

日本最東端、南鳥島を視察

安全保障, 活動アルバム, 離島振興

1月21日、衆議院安保委員会で日本最東端の南鳥島を視察しました。自衛隊機C130Hで往復9時間、約4000kmの日帰り視察。この島には、現在自衛隊、気象庁、国交省の職員数十名が滞在し、重要な任務にあたっています。海洋国家日本の広さを実感しました。

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灼熱の奄美大島で街頭演説

デイリーメッセージ, 活動アルバム, 離島振興, 鹿児島県

7月7日、猛暑の奄美大島に伺い、笠利、龍郷、名瀬、大和、宇検、古仁屋、住用の7カ所で街頭演説し、比例区かわの、を訴えました!

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公明党離島振興ビジョン2013を発表

デイリーメッセージ, 沖縄振興, 離島振興, 離島訪問

6月18日、山口代表の記者会見に同席し、離島振興ビジョン2013、を発表しました。奄美、小笠原、そして離島全体の振興についての提言集です。

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鹿児島県霧島市、奄美で時局講演

デイリーメッセージ, 活動アルバム, 離島振興, 鹿児島県

那覇市から鹿児島県霧島市、奄美大島と移動し、時局講演会を三回やりました。GWにも関わらずご参加頂き、ありがとうございました!

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太田国交相に要請

宮崎県, 沖縄振興, 活動アルバム, 離島振興

昨日と今日、二日連続で太田国交相への要請活動に同行しました。昨日は沖縄八重山の地方議員の方々、今日は、宮崎県延岡の首藤市長です。

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小値賀島、宇久島を初訪問

デイリーメッセージ, 活動アルバム, 長崎県, 離島振興

3月16日、長崎県の小値賀島と宇久島を訪問し、島民の皆様と種々意見交換を行いました。これで私の訪問離島数は81となりました。さらに、離島振興に全力をあげます!

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離島振興対策本部会合

デイリーメッセージ, 活動アルバム, 離島振興

公明党離島振興対策本部会合を開催し、関係省庁から、補正予算案における離島振興対策関連事業をヒアリング。

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